After a long time, I am.

日々のメモ

血を滾らせているか

8月は人生史上の月次最高益を叩き出した。
その気の緩みからか、先週最低なトレードを行い巨額の含み損を抱えたまま、
憂鬱な月曜日に臨もうとしている現在の私だ。

運用額がそれなりに大きくなってくると、少額トレードでは退屈になってくる。

「退屈」

これは辛いことだ。前職の退職理由も「退屈」であったため、自分の中で「退屈かどうか」が大きな意味を持っていることがわかる。

修羅の刻 織田信長編で、主人公(双子の片割れ)が、信長のために暗殺を担って手を汚していく双子のもう一人に向かって口にするセリフがある。
「オレはおまえが一度も修羅の血をたぎらせる事なく……ただ手を汚していく事が悲しかったのだ……」

血をたぎらせる。これだよ。これ。
ワクワクする、とか、ドキドキするっていう感情は、つまりは血がたぎっているということだと思う。スリルショックサスペンス的なやつ。
その感情がないと、人生ってとんでもなく味気ないよね。生きていくのが苦痛なぐらいに。

だからって無謀なレバレッジかけて血をたぎらせて「感情を昂らせることなく……ただ小金を稼ぐ事が悲しかったのだ……」
とか抜かしてたらそれギャンブラーやん。ただのギャンブラーやん。
まあ年利数十%を狙っていく投機スタイルはギャンブルに相違ない。

ということで、新しい職場で働き始めて2週間ぐらい経つけれど、職場云々より目先のポジションを追いかける日々がまだ続いていきそうだ。